漆喰と無垢の家
小さいお子様がいらっしゃるご家庭や、健康を意識される方の中には、食材の添加物を気にする方、無添加の食材にこだわる方も多いのではないでしょうか。
私たちが、1日に吸う空気は重さにすると約20kg、飲食物の約7倍なのです。
ご家族が健康に暮らすために、飲み物や食べ物は選べますが、「空気」は選べません。
ぜひ食べ物と同じように室内の空気にもこだわって欲しい。これから永く住む住宅だからこそ、家から健康な暮らし始めませんか?
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こどもたちの未来のために、
室内の空気環境を守る
グッドホームでは室内の空気環境に特化した家づくりをしています。すべての家の内装材として「無添加住宅オリジナル漆喰(しっくい)」と「無垢材(むくざい)」を使い、基本的には室内の壁・天井は漆喰塗り、床には無垢のフローリング材を使います。この2つの自然素材を中心として、その他にも鉄や石、タイル、ガラスなどを組み合わせて空間を作ることで、体に害のある(毒の出る)化学建材の使用を減らし、1年中からだに優しい空気環境を保つ健康的な家となります。
こども達、そしてご家族全員が健康に暮らすことができる家。ずっと住み継がれてゆく大切な場所だから、ずっと心地よく、ずっと健やかな時間を過ごしていただける住宅づくりが私たちのグッドホーム岐阜の使命です。
皆さんも、私たちと一緒にこども達の未来のために、おいしい空気を作りませんか?
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無添加住宅
オリジナル漆喰(しっくい)
漆喰の塗り壁はクロスと違って色々な形状を作り出すことができます。ニッチを作ったり、アールを描くことができるのも漆喰壁の特徴です。 |
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グッドホームで使用する塗り壁材は「無添加住宅オリジナル漆喰」です。漆喰は古くから日本の建築で使われている優れた壁材の一つです。石灰岩をもとに作られる漆喰には不燃性や調湿性、消臭効果などたくさんの特長があります。
漆喰はほとんど無機の不燃性原料で構成されているので、万一、火災になっても有害ガスの発生がない防火材です。そして、漆喰は細かい穴が無数にある「多孔質」のため、空気や水分を多く含むことができます。調湿効果が高いのは周囲の環境(温度や湿度)に合わせてその無数の穴に水分を出し入れするからです(吸放湿性)。この高い調湿効果により結露を抑えられ、カビやダニの発生も抑制できます。昔の城や蔵に漆喰が使われていたのは、火や湿気、カビなどから大切なものを守る意味があったからです。
他にも漆喰はアルカリ性のため有機物を分解、または寄せ付けない性質を持っています。ニオイの成分などは酸性であることが多く、中和することで消臭効果が得られます。また静電気も帯びにくく、ホコリの付着を防ぐのでテレビの裏側などが黒く汚れることもありません。
水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とし、麻スサ、海藻(ぎんなん草)をまぜた天然の建築材料で、古来から欧州や日本の一般的な家屋で使用された、意匠性・機能性・安全性に優れた素材です。
世界中の遺跡にも使われていることが漆喰の堅牢さを物語っています。
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例えば
こんな有名なところも漆喰です
白壁と石積み屋根が有名な海外旅行で人気の「アルベロベッロ」(イタリア)
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別名を白鷺城(しらさぎじょう)とも言う日本の国宝「姫路城」(兵庫県)
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日本や世界のいたる所で古くから壁材として使用される漆喰。歴史的建造物に漆喰が使われていることが多く、それらは今も美しさを保ち残っています。このように、漆喰使った建物は長い年月を経て"長持ち"していることが分かります。 |
しっくい塗り壁
漆喰壁の写真 (中押し塗り) |
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漆喰壁の表面拡大写真 |
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無添加住宅オリジナル漆喰の粉 |
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しっくいには
こんな特徴があります
汚れが付きにくい!
漆喰の成分である炭酸カルシウムは、静電気を溜めない安定した物質と言われています。そのため、ほこり等が付きにくいので汚れにくく、その白さを長い間保つことができます。
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消臭効果がある!
臭いの元である細菌はタンパク質で、漆喰の原料である消石灰は強いアルカリ性。タンパク質はアルカリ性に弱いという性質があるので、漆喰の壁に付着した細菌は死滅してしまい、結果として部屋の空気が消臭されます。
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結露しにくい!
漆喰の表面には顕微鏡でやっと見えるくらいの小さな穴がたくさんあり、その穴に水分を出し入れすることで湿度を調節します。この調湿効果で結露を軽減してくれます。
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カビ・ダニ・菌に強い!
漆喰には強い殺菌作用があるのでカビやダニの発生を抑えてくれます。ちなみに鳥インフルエンザの殺菌処理で鶏舎にまかれる白い粉は漆喰と同じ石灰です。
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お手入れが簡単!
クロスの壁は汚れたり傷つけてしまった場合に一部分だけの貼替えは難しいですが、漆喰は汚れたり傷ついた場所だけを修復できます。消しゴムで汚れを消したりカッターで削ったり、家にあるものでお手入れできます。
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化学物質を吸着分解する!
シックハウスや化学物質過敏症などの原因といわれるホルムアルデヒドやTVOCを吸着し分解、無害化します。またインフルエンザウィルス・ヒトコロナウイルスの感染力を99.9%低減するという実験結果もあります。
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高い安全性!
壁材として使用する無添加住宅オリジナル漆喰には水、麻スサ、ぎんなん草などの天然素材しか混ざっていません。そのためホルムアルデヒドやVOCといった身体に害のある物質を出すことがなく、健康的な空気環境を作り出してくれます。
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白い輝きと質感がある
漆喰は水を混ぜて塗った後、乾いていく時にたくさんの“炭酸カルシウムの結晶”を作り出します。その白い結晶が太陽や照明の光を乱反射して独特の輝きを与えてくれます。
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火に強い!
漆喰は今の建築基準法に適合している防火材です。万一燃えてもクロスのようにダイオキシンなどの有害ガスを発生させることもありません。昔のお城や蔵が漆喰塗りだったのも火に強く安全という理由からです。
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※結露は建物の立地条件や室内温度、室内の乾燥度合いなど諸条件があり発生します。しっくいには湿度を調整する力がありますが、必ずしも結露がなくなることをお約束するものではございません。 |
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珪藻土(けいそうど)と
漆喰(しっくい)の違い
珪藻土の写真
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珪藻土は藻類(プランクトン)の死骸が、海底や湖底に長年にわたって堆積してできた粘土状の泥土で、古くから七輪や耐火煉瓦の原料、酒やビールの濾過材、吸着や脱臭剤などに幅広く利用されている天然の素材です。
珪藻土自体はたくさんの良い特徴があり、漆喰と同じように体にやさしい自然素材と言えます。ただし、漆喰と珪藻土の大きな違いは、漆喰はそれ自体が固まる性質や抗菌性を持っているのに対し、珪藻土にはその性質が無く、壁の仕上材として使用するためには、固化材(接着剤)や防カビ材などの補助的な材料が必要になってくる点です。そこで問題なのがその寿命や安全性です。固化材は年数が経つと劣化していき、接着力が弱くなります。そうなれば珪藻土はバラバラになってしまう可能性があり、防カビ材など配合物がシックハウスの原因になる可能性もあるということです。珪藻土を使用する場合はこの点に注意する必要があります。
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厳選した無垢(むく)の木材
無垢材は年が経つにつれ色合いが深みを増して味わい深くなります。工業化された化学建材のフローリングよりも傷やシミがつきやすい素材ですが、逆に傷やシミがついてしまった時には、経年変化によってそれらが自然と馴染み、化学建材よりも目立ちにくくなります。 |
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無垢材(むくざい)とは、板を貼り合わせて作る「合板」や「集成材」ではなく、1本の原木(丸太)から、使用する形状やサイズに切り出して加工した木材のことです。自然な環境で育った無垢材の表情は様々で木本来の質感、風合いという面で魅力があり、一本として同じものがないことを、短所とらえるよりも自然の造形の美しさとしてお考えください。大量生産ではなく、じっくり年月をかけて育ってきた天然材だからこそのぬくもりと安らぎを楽しんでいただきたい素材です。
塗装されていない無垢材は季節に応じて伸縮します。無垢材には調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保つ性質があります。そのためコンクリートの約2倍もの断熱性があります。しかしこの『縮む』『膨らむ』という性質はデメリットにもなります。床鳴りがしたり、多少の反りや割れが起こる場合があります。塗装についてですが、汚れにくいという理由からウレタン塗装が望まれてきましたが、無垢材は無塗装が基本です。塗膜塗装をしないで使ってこそ、そのよさが現れます。
夏はひんやり冷たく冬はほんのりあたたかみを感じます。その質感はいつもやさしく、素肌で触れると塗装材との違いがはっきりとおわかりいただけます。万が一の火災時にも有毒なガスは発生しません。メンテナンス性を高めるための塗装を好まれるなら木の呼吸を妨げないよう自然系のワックスを薄く塗布することをお勧めします。
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