売買契約書を交わした後の契約解除の注意点は?
不動産売買契約書の「もしも…」に備える「 解除」について解説!
夢のマイホーム、いよいよ不動産の契約!
でも、ちょっと待って!
契約書って、難しい言葉ばかりで、ちょっと不安…になりませんか?
特に、「契約解除」について書かれた部分は、しっかり理解しておかないと、後でトラブルになっちゃうこともあるので注意が必要です!
どんな時に契約解除できるの?
不動産の売買契約は、一度結ぶと、簡単に「やっぱりやめた!」とはいかないもの。
でも、やむを得ない事情で契約解除できる場合もあるんです。
どんな時に契約解除できるのか、主なパターンを見てみましょう!
1. ローンの審査が通らなかった時
住宅ローンを使う場合、「ローン特約条項」っていうのがあって、もしもローン審査に通らなかった場合は、契約解除できます。
この場合は、ペナルティもありませんし、手付金も返ってきます。
2. 「やっぱりやめた!」ってなった時
- まだ物件の引き渡しなどが行われていない場合、買主は手付金を諦めることで、売主は手付金の倍額を支払うことで、契約解除できます。
- 一度支払った手付金を諦めたくない場合は、売主さんとよく話し合って、手付金の減額などをお願いしてみるのも良いかもしれません。
3. 相手が契約違反をした時
例えば…
- 売主さんが、約束の期日までに物件を引き渡してくれなかった時
- 買主さんが、約束の期日までに残金を支払ってくれなかった時
こんな時は、契約違反をした側がペナルティを支払うことで、契約解除できます。
4. 火事や地震などで家が壊れてしまった時
これは、どちらの責任でもない場合なので、ペナルティなしで契約解除できます。
契約前に確認すること!
- どんな時に契約解除できるのか?
- 契約解除する場合、ペナルティはあるのか?
などを、事前にしっかり確認しておきましょう!
契約書は、私たちにとって、とても大切なもの。
難しい言葉も多いけれど、専門家に相談しながら、しっかり理解しておくことが大切です。